明日23日からパーソナルジムに行く事になり、

本格的なダイエットに入りたいと思います。

Funnyおじさんでございます。

 

本日のブログのテーマは

キッチンカーの販売メニューについて

 

キッチンカーを始める前は、まず【何を販売するか?】が

一番最初に考える事かと思います。

・自信が得意な料理を売りたい!

・自分が好きなものを売りたい!

・日本ではあまり食べられないものを売りたい!

などなど。

夢が膨らみますよね。

逆に色々考えすぎて何を販売していいのか分からなくなってしまう場合もあります。

今回のブログは、展開メニューの考え方について

Funnyおじさんの個人的な見解を書いていきたいと思います。

 

 

利益率と利益額

 

たまに自身で販売している商品の利益率と額を把握していない方がいらっしゃいます。

絶対にダメですよ!

経営者たるもの利益率と額はしっかり把握して下さい。

単純に1つ売ってどれだけの【儲け】が出るのか?と言う事です。

 

キッチンカーAの方は【うな重】を販売。

販売額は¥1500にします。

利益率 30% 利益額 ¥450

販売点数30食

総売上 ¥45000

利益額 ¥13,500

 

キッチンカーBの方は【唐揚げ弁当】を販売

販売額 ¥700

利益率 65% 利益額 ¥455

販売点数 40食

総売上 ¥28,000

利益額 ¥18,200

 

売上額が倍以上違いますが、

販売するものがうな重なので、販売価格も高めに設定。

販売価格が高額な分、

お手頃な唐揚げ弁当よりは販売点数が少ないと予測した場合です。

 

売上額だけ見ると、45000円と28000円でかなりの差額がありますが、

利益率・額を見ると、唐揚げ弁当の方がいいんです。

販売点数が同じであっても、利益率が唐揚げ弁当の方がいいので、

結果は唐揚げ弁当の勝ちになります。

どれだけ販売価格が高額なものでも、

利益率が低いと結果この様な事になってしまうので、

利益率・額に関してはしっかりと考えて、

高利益のものを販売した方がいいですよね。

 

 

食材の廃棄率

利益率と利益額についてお話しましたが、

そもそも廃棄率の高いものに関しては原価率があがってしまい

結果、利益率も悪くなってしまいます。

仕入れたものが全部綺麗に使い切る事が出来る。もしくは

冷凍保存が出来るような商品展開が利益向上に繋がってきます。

私が以前販売していた【ケバブサンド 】は

ほぼ廃棄が出ずに、あまった食材は冷凍保存が出来ます。

野菜に関しては、冷凍保存が出来ないので

廃棄になってしまう場合がありましたが、ほぼ使い切ってました。

廃棄の無い・少ない商品を販売する事が儲かる近道となります。

 

商品の認知度

最近のキッチンカープレイヤーに多く見られがちですが、

【なにそれ?】と思ってしまうような

認知度が低い商品を販売しているキッチンカープレイヤーの方がいます。

・キューバサンド

・パインミー

・ガパオライス(タイ料理)

知っている方からすると、有名じゃん!って思うかもしれません。

もちろん売れない訳ではないですし、人気店も多く存在します。

私もガパオを作っていましたし、大好きです!

ただ、問題なのは

【ターゲット層】

 

現在日本の人口の割合で一番多い年齢層って50代って言われています。

商売を続けて行く上で、

ターゲットとなる層の【母数】が多い方が絶対いいですよね!

50代以上の方の中で

多国籍料理を知っている方、好きな方はどれくらいの割合でしょうか?

まだまだ多国籍料理って自身が思っている以上に

認知度が低くないでしょうか?

多店舗との差別化という点で多国籍料理を出されている方もいらっしゃると思いますが、

販売元と購入者の間で【ズレ】はないでしょうか?

販売する人とそれを買う人では感じる事や目線が違います。

買う人の目線になって、戦略的に購買意欲を上げて行ける人が

売上を作って行く人になります。

多国籍料理を出す場合は、

ネーミングに工夫をしてあげると、売上が変わります。

私もケバブサンドって言っても

高齢者の方はケバブって何?となってしまうので、

焼肉サンドって表記すると、買ってくれたりしていました。

パインミーだけじゃなく、

【ベトナムが生んだ野菜たっぷりヘルシーサンド】

的な表記だと、ちょっと受け取り方って違うと思います。

認知度の低いメニュー展開をする場合は工夫が必要ですね!

 

 

必要な機材

これは要注意です!

私は以前から、【選択肢の増える選択をする。】という名言を言っております。

例えば、たい焼きを販売すると決めたとします。

たい焼きを焼く機材は、たい焼きしか焼く事が出来ません。

型があるからたい焼きしか出来なくなります。

【私の人生はたい焼きに始まりたい焼きに終わるんだ!】と言う方は

全く関係のない話なのですが、

万が一たい焼きがダメだった場合、潰しが利かないと言う事です。

たこ焼きも同様です。

たこ焼きの機材はたこ焼きしか出来ませんよね。

選択肢が取れない状態です。

もちろんたい焼き・たこ焼きがダメ!と言っている訳ではありません。

むしろ人気商材なので、売れるとは思いますが、

機材が高額で選択肢が狭くなるので、十分な検討をして頂きたいと思います。

逆に鉄板焼き台などは、

焼きそばが出来るし、お肉も焼けるし、お好み焼きなども出来ます。

フライヤーに関しても天ぷらが出来て、ポテトも出来ます。

1つの機材で多数のメニュー展開が出来るものは

購入してもいいかと思います。

 

オペレーションの速さ

 

お客様から注文を受けて、提供までの時間が

1分だった場合。

1時間は60分なので、販売点数は60食と言う事なります。

1食¥500の場合、1時間で3万円の売上です。

 

私が販売していたケバブサンドは1食の提供時間が約23秒(30秒だとして)でした。

と言う事は1時間での販売点数は120食以上販売する事出来ます。

1食¥500で120食の販売点数の場合、売上は6万円になります。

1時間で倍の差が開く事になります。

これが8時間の現場の場合、1日の売上は48万円となります。

 

イベント出店などで、長蛇の列になっている店舗を見る事がありますが、

単純に人気店なのか、オペレーションが遅くだけなのか?と言う事ですね。

以前に私は同業者の出店をお手伝いした事がありますが、

オペレーションがかなり遅く、かなりお客さんが並んでいました。

これは人気店と言う事もあるかもしれませんが、

捌けていないと言う事でした。

捌けていないと、お客さんからクレームになりますし、

イベント主催からもクレームが来ます。

良い事がないですよね…レジをやっているバイトの女の子が

お客さんに怒られてましたね…【どれだけ待たせるんだ!?】って。

販売したいメニューが決まったら、

オペレーションでどれくらいの時間がかかってしまうのか?を

しっかり検証して販売した方がいいでしょう!

 

という感じでしょうか。

今回はなかなかのボリュームでブログ更新致しました。

まだまだ語り切れない部分も多々ありましたが、

個別にメニュー展開の相談をしたい!って方は

kitchen-Funnyの開業説明会にご参加下さい。

☎ 080-4115-8681

✉ info@kitchen-funny.com

kitchen-Funny代表 オカザキリョウゴ

参加は無料です!!